Art Site Horikawa-II

徒然なる思いも含め書く事を積み上げ、アートの発想、構想力を鍛える。

松沢宥復習ノート−6

MoMAの Yutaka Mtsuzawa 1922-2006
http://www.moma.org/collection/artists/32795?locale=enより

松沢さん(虚空間状況探知センター)は1964年の末に七島八島ツンドラ地帯で「荒野におけるアンデパンダン展」(12月3日未明〜12月9日未明)を開催。その後内科画廊個展(12月21日~26日)をされた記録があります。このアンデパンダン展と個展は内容的に関連していたのでしょうか。その翌年には10月23日〜11月11日の会期で信州七島八島無限高原にて、
「反・日本、今日の美術展」を開催されました。この2つの野外展覧会がにのような実体作が出品されたかは知る術を持たないのですが、とても先駆的な実践であり興味関心がそそられます。しかし1965年当時、私は19歳で何にも分からない田舎者でした。その頃このような展覧会の事を聞いたとしてもまったくチンプンカンプンであったと思います。今、私こと70歳になってようやく見えてくるものがあるわけです。

展覧会のチラシのテキストです。

反・日本、今日の美術展

巨 大 な 高 層 湿 原 帯に影を落  し   ながら 日 本 今日の 美 術 展 の反 存在と して 紫の空  中に  幻   の  ごと く立ち  現れる 観 念展覧会

<会場風景>として中心に四角形がレイアウトされています。