Art Site Horikawa-II

徒然なる思いも含め書く事を積み上げ、アートの発想、構想力を鍛える。

柿の木プロジェクトの視察

三条市立月岡小学校にある柿の木プロジェクトの柿を新潟市美術館長の塩田純一さんを案内し一緒に視察して来ました。塩田純一さんは1999年の第48回ヴェネツィアビエンナーレ日本館のコミッショナーをされたお方です。その時の作家が宮島達男さんで作品は「MEGA DEATH&柿の木プロジェクト」の2本立てでした。塩田館長さんは柿の木プロジェクトを世界に広めた本家本元です。月岡小で柿の木プロジェクトが実現できたのも塩田さんのお陰なのです。5年前に新潟市美術館長になられましたが柿の木プロジェクトと関係があることに気付くのが遅れ、今年になって視察が実現できました。
植樹されたのは2000年の2月。校舎の増改築で途中に現在の校門近くの位置に仮移植されたこともありましたが植えられて16年目を迎え、大きく育っていました。
本家本元の塩田さんに大きく育った柿の姿を見ていただき、当時校長であった私も大きな節目を刻む事が出来たと考えています。
植樹は当時の卒業学年の卒業記念樹として植えられました。当時の担任のお二人はまだ現役で勤めておられるという事ですので、お手紙でこの事を報告したいと考えています。
お忙しい中、視察を受け入れていただいた石井校長先生、恩田教頭先生には大変お世話になり感謝申し上げる次第です。
校長室の前のプロジェクトの掲示コーナーで塩田館長さんと記念の一枚。

現在の柿の木です。標柱がかなり風化していたので、あたらしいものに取り替える必要を感じました。今年度中に対処したいと考えています。