Art Site Horikawa-II

徒然なる思いも含め書く事を積み上げ、アートの発想、構想力を鍛える。

七島八島高原ツンドラ地帯へ

本日は諏訪大社下社の御柱祭の建御柱の2日目です。下諏訪と言えば世界的大芸術家の松澤宥さんです。松澤さんの肉体は無くなりましたが、その思想、アートは生き続け、発信し続けています。この御柱の機会に、先日発刊された富井玲子さんの著作
Radicalism in the Wilderness
International Contemporaneity and 1960s Art in Japanを携え、御柱祭を見学(下社は3度目)してきます。朝早めに出発し、まず松澤宥さんがコンセプチャルな世界に飛躍された1964 年に開催の「荒野におけるアンデパンダン'64展」の会場となった「長野県七島八島高原ツンドラ地帯」を訪れて52年前のその展示風景を幻視してこようと思います。「長野県七島八島高原ツンドラ地帯」は霧ケ峰高原の中にあることがわかりました。
掲載図版は先日発刊された富井玲子さんの著作
Radicalism in the Wilderness
International Contemporaneity and 1960s Art in Japan
より。

詳しくは以下をご覧下さい。
https://mitpress.mit.edu/books/radicalism-wilderness

付け足し
朝7時に上越高田インターを出て、上信越道ー岡谷インターから入りー諏訪大社下社の木落坂から入り御柱古道を通って細い山道を登り、七島八島湿原に到着。そこでパフォーマンスを3種類行いました。
その後、霧ヶ峰白樺湖ルートで茅野市側に下って岡谷まで戻って下諏訪方面に入り、12時半頃に松澤宥さん宅に。前回と同様にお祭りのごちそうをいただきました。そして、秋宮の一番と二番の柱が通り過ぎるのを見届けて4時少し前に下諏訪を出発。途中の休憩を入れて6時半に自宅に無事帰りました。
七島八島湿原にて。Radicalism in the Wildernessを車山の方に翳して、松澤さんにお見せしました。そして1964年の12月の荒野置けるアンデパンダン展に思いを馳せました。 

本日はこれにて。