Art Site Horikawa-II

徒然なる思いも含め書く事を積み上げ、アートの発想、構想力を鍛える。

1日3題-912

その1

昨日、久しぶりに海へ行って1時間くらいの間釣りの様子を見てきた。

自家用車は80台くらい。大物はまったく釣れていなかった。釣りの達人のような人はいなかった。

車は長野、群馬が多かった。

道路の端でバーベキューしていた人がいた。バーベキュー組は3組いた。

この突堤で約60人。子供連れも多かった。

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まったく当たりなしだが熱心にルアーを投げていた。

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小魚がかなり釣れていた。ベラ1匹20cmくらいが最大。

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その2

釣り見学の後、なおえつうみまちアートの問題作を見てきた。

写りが悪かった。

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手前の皿のような仕掛けに夕陽を写して楽しむという趣向だが、それだけのことで迫力なし。向かいにある波除ブロックが邪魔でどうしてこのような悪い場所に作品をセットしたのかわからない。時間は18:02

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その3

池田清彦さんのTweetより

終息しないパンデミックはなかったので、いずれ終わるでしょう。スペイン風邪は3年で終息しました。今は季節性インフルエンザの一つになって存続してます。感染力が圧倒的に強くて、弱毒の株が出現すれば、短期間に重症者は減って、ただの風邪になるでしょうが、いつになるかは分かりません。

 

その4

911関連。アメリカは世界の人々を殺しまくっている。国内の結束を呼びかけているが全く自国中心のみのエゴな国家である。

 

米ブラウン大ワトソン研究所の集計によると、対テロ戦争でこれまでに世界で約89万7000~92万9000人が死亡。このうち民間人は36万人以上を占めた。米軍の死者は約7000人で、米国が投じた戦費などは8兆ドル(約880兆円)に上った。

 

その5

今日は3種類の朝顔が揃って咲いてくれました。天気も良いです。秋らしくなってきています。

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1日3題-911

 

その1

赤倉にて。赤倉観光ホテルを臨む。昭和天皇、皇室関係者が利用している有名なホテルです。まだ泊まったことはなく、2度ほどランチと入浴したことある程度で撮影したことに特別な意味はありません。昨日はこのホテルで作っているパンをこの写真を撮影した駐車場近くにあるPizza Barに買いに行きました。

 

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左方向には斑尾山があります。タングラムスキー場があるところです。

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その2

普通のスズメは人の気配を感じるとすぐに飛び立ちますが、このスズメはそうではありません。こちらがガラス戸越に写真をとってもじっとしています。一羽で行動し仲間はいなく寂しそう見えました。近くの山桜の枝に飛んで行った後もしばらくこちらを見ていました。

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その3

昨日の朝日新聞にでていました。

 

東京大学大学院工学系研究科物理工学専攻の香取秀俊教授が挑戦しているのはなんと、宇宙の年齢の2倍以上の、300億年で1秒も狂わない超高精度の時計、「光格子時計」です。

従来の原子時計を遥かに超えたというわけです。

 

宇宙の年齢の2倍以上ということですから、1秒狂う前に太陽が膨張して爆発し、地球は飲み込まれ人類は全員が宇宙のガスになっていることになります。

松沢宥さんの80年問題の作品では、まだ10万年に1秒しか狂わない電波時計でしたが、

その改訂版の思案です。

300億年に1秒も狂わない 光格子時計が開発されたとか 80年内に人類滅亡!

 

その4

今日はNY同時多発テロ911メモリアルです。

2019年3月10日の荒野のラジカリズム展でのNY旅行の後半に前山忠、松沢姉妹と連れ立って9/11Memorial&Museum など、グランドゼロを訪れました。

その時の写真を3枚掲載します。このテロで亡くなった沢山の命とその後引き起こされたイラクやアフガンでの戦いで失われたたくさんの命に心より哀悼の意を捧げます。

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人類と戦争は不可分というどうしようもない世界の現実がありますが、いかなるやり方でも殺し合わないで済むことを最優先にすべきです。平和が一番!米国アフガン撤退大賛成!

 

 

1日3題-910

 

その1

原種のような小さい青の朝顔が咲きました。花が咲くと、素直に嬉しいです。

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その2

6〜9までの4つの作品のゴムが劣化したので取り替える機会に組み立て方の復習をしました。

 

7ーBarには苦労しました。時々反復練習をしないと途中で「わからなくなってしまいます。Barが直線的だと大丈夫なのですが、今回のようなL字型だと空間の位置感覚がわからなくなってしまいます。Barが6、8、9は定番ですので大丈夫でした。

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その3

妙高市の赤倉観光ホテルのパンを買いに行ってきました。スキー場のゴンドラ乗り場の手前にPizza Bar レストランがあってそこの売り場で買ってきました。

帰路に先日立ち寄った大洞原でとまとを買って、R18沿いの「とまと」でりんごなどを買ってきました。そこのカボチャ売り場の元気良いその姿を撮ってきました。

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その4

 

 

1日3題-909

その1

2014.4.24 のセクションに入っていた作品。

近所 から落ちた椿の花びらをいただいてきて空中に散華させるパフォーマンス。大したことのない作品ですが、後衛主義なる言葉を考え、誰にも楽しめるアートなんて言っていました。なお、白いズボンはわざわざこのパフォーマンス用に買ったものです。このような出立ちで何回か作品を作りました。桜の花びらやバラでも行いました。花びらなら何でも良く、Petal Project とタイトルしました。

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その2

帯広の展示風景。

会場のホテルの部屋のコンクリートの壁は麻のようなマットが貼られていました。その壁に展示するための工夫。

ホテルは事後に取り壊されるのでどのようにしても良かったのですが、壁に直にネジを付けないで、最初に速乾性ボンドで5cmx5ミリ程度の板を貼り付け、そこに小さな釘を打ち込み吊り下げる方式にしました。ゴミを出すことも少なく、この方式でうまく展示できました。作品が軽かったのも幸いしました。作品はSnow Performanceシリーズでした。

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その3

自民党の後継選びについて。下手な川柳でお茶を濁します。

 

傀儡を 立てて守るぞ 森加計

傀儡に くの一立てる 狡猾さ

安倍の陰 頼る心に 大義なし

安倍さんが 前に出てくる あさましさ

靖国へ 参拝するのは 票のため

先立つも 勢い増さず 自信なし

政策の 趣旨を説く目が 落ち着かず

派閥とは 俺が俺がの エゴ徒党

力なし 力がないから 立てません

命かけ 退路を断てば 活路ある

スカジャンを 羽織った犬に 噛みつかれ

去る鳥が 説明不足で 後濁す

国民の 心に残らぬ 菅言葉

再選を 諦め議員も 引退を

立ちたいが 落ちるを恐れ 様子見る

正論が なぜに届かぬ 自民衆

推薦が 揃わずピッチに 入れない

老害だ 派閥の長は 引退を

麻生さん 山のいおりに 住みなさい

安倍さんに 学ぶ策謀 嘘騙し

口先で 一歩も進まぬ 北問題

この顔は 票にならずと 右往左往

勝ち馬に 乗ること企む 3派閥

保身のみ 考え走る 自民頭

安倍菅を 脱する総裁 現れよ

もう一度 野党に落ちて 目を覚ませ

退任の 前に国費で 外遊だ

川柳を 捻るも心は 晴れぬまま

 

 

 

 

 

 

1日3題-908

このテーマになって細切れの話題をつなぐ手法を覚えたようです。浅学非才ゆえ、テーマを深掘りするようなエネルギーはなくなってきています。

その1

本棚を 片付け始めて すぐやめる 

何でまあ こんなに本ある 飾り物

背表紙を 見てきた年月 半世紀

意味のある 印刷物に 埋もれてる

本読んで 覚えたつもりが すぐ忘れ

だめ頭 漢字の形が 出てこない

これ以上 増やしたくない 蔵書かな

 

その2

久しぶりのTensegrity。8本タイプです。特に新しいことはありません。

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その3

2015年の話。マック赤坂さんです。帯広のアートイベントに招かれてきていました。会場の外で楽しいパフォーマンスをされていました。

その後どうされているかWeb調べで、東京都港区の区会議員に当選されていました。もう泡沫候補ではありません。スマイル党総裁、議員として良い成果をあげて欲しいものです。

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マックさんと一緒に撮った写真です。

右側は作家の池田緑さんです。f:id:niigata-art226:20210908084049j:plain

その4

池田緑さんご夫妻から案内していただいた紫竹ガーデンの美しい花々。思い出深く懐かしい思い出です。紫竹さんは今年2021年に亡くなられました。しかし花々は花々として咲き続けてくれると思います。機会を見つけて、もう一度訪れたいものと思っています。

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1日3題-907

 


その1

2003の8月にベニスビエンナーレツアーに行った。新潟の藤由暁男さんが企画してくれたツアーだった。

 

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日本のパビリオンはあまり印象に残らなかった。

たくさん作品を見た。記憶に残っている断片を紹介します。

 

中心部の美術館でローシェンバークから村上隆という絵画の流れを俯瞰する展示があった。

 

各国の展示館。

最近になってオラファーエリアソンの作品だったことを知った。外国語表記の作家の名前は正確には読めないしすぐには頭に入ってこない。

この作品の中に入った時に面白い空間というより、美術のためだけに人を楽しませる大掛かりな作品を作っているそのことに違和感を覚えた。エンターティメントとしての美術への馴染みが自分の中になかったからだと思う。

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サン マルコ大聖堂の展望台に上がって左方向の海側にある有名なベニスのシンボル「有翼の獅子(翼を持ったライオン)」を撮りました。


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小さい作品でした。記憶にしっかりと残っている作品です。カタログに載せられたページは見開きで大きな作品に感じますが。

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2年後に金沢21世美術館へ行くとベニスで見た作品があった。

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その2

本日は義母の命日。27回忌となりました。お世話になった思い出ばかりが思い出され、感謝の気持ちで偲びました。子供たちもたいへん可愛がって面倒見ていただきました。

義兄夫婦の差配のもと、お手次さんのお寺でささやかな法事に出席し、近所の寿司屋で会食してきました。

御本堂の右の間に読めて理解できる額が飾られていました。義母に相応しい言葉と感じ、撮影してきました。

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その3

題材がないので6年前の思い出を。

2015.7.31 小樽市美術館 一原有徳記念ホールにて。

旭川出発ー札幌から小樽駅で降りて、小雨の中、タクシーで運河を観光して一原さんの展示を見てきました。

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一原さんのアトリエを移築して見せています。

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小樽駅裕次郎ホームにて。以前にも掲載したかと思いますが。

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その後余市へ、余市は晴れていました。余市のニッカウイスキーを見学してから札幌へ戻りました。この日よりニッカウイスキーを好きになってしまいました。

 

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札幌に着いて、時計台へ。ここで「恋の街札幌」を歌った。証人はワイフ1人しかいないと思います。笑いです。

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翌日は札幌から特急に乗って帯広へ行きました。

本日はこれにて。

 

1日3題-906

その1

1969.3.21付けの勤務校の生徒会誌に書いたテキストです。まだ23歳になったばかり。教師として一年を終わろうとしていた頃です。この頃、テレビは3局でした。巨人の星の時代です。

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その2

1972.1.30  の新潟へ行って帰りの姫川号という越後線を走っていた快速電車より撮影。それをGUNの仲間同士の作品交換に使った次第。当時時々試みていた写真絵葉書シリーズの一環でした。用紙は何というのかは忘れましたが薄い印画紙です。何を見に新潟へ行ったかはよく覚えていません。護国神社の方から出て海を見た記憶はあります。その一年前の新潟・神奈月ジャズロックフェスティバルの記憶をなぞっていたのかもしれません。

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その3

1989.1.8  290x290x15cm  第一回倉庫美術館”点”展

このセッティングは平成時代の幕開けの初日なのでHEISEIと題名をつけ、しばらくの間追求することになる。自分なりの新たな表現を見つけようとしていた。帆布を縫い合わせた特製キャンバスに描いてはクルクルと巻いて作業した。中心に柱を置き、右に合板パネルの絵画を立てかけてレリーフ的に展示。頭はそれほど整理されておらず、あまり意識的なことではなかった無意識から出てきたようだった。自家用車で運べる3mを基準にする大きな作品になった。

この頃に諏訪神社御柱祭のことを知る。御柱と松沢宥さんとの結びつきについて知るのはもう少ししてからだった。問題は自分の中にどのような柱を立てるかだった。

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これから10年間くらい凹凸ある画面で絵の具を使った表現を続けました。1999年の最後の日本海美術展に出品後、地元で高田花ロードが始まるのに伴い自覚的にインスタレーションを試み、続く2000年の大地の芸術祭に機会を与えられるも屋外の場所(室内がない)ということで、自分の中で次なる生みの苦しみを味わうことになります。人真似ではない自分の作品として、平面も立体も自在に行き来する作品世界を生み出すことに苦しみました。いずれにしても2000年の前後数年間はアーティストとして激動の時代でした。

 

その4 付け足し。

数週間前の李禹煥さんが登場した日曜美術館雪舟が取り上げられていました。天橋立図の視点を飛行機を飛ばして鳥の目から探ったり、李禹煥の作品もたくさん紹介され、とにかくよくできて楽しめました。

この有名な「慧可断臂図」国宝 1幅 紙本墨画淡彩 室町時代(1496年)199.9×113.6㎝ 齊年寺蔵

この作品で、洞窟の岩の目のような穴を「自然が見ている目である」とのコメントがあった。ダルマの目、慧可の目、岩の目と見てということでこの絵が身近に感じられた次第である。

(この絵については、以前の2002年の没後500年の雪舟の展覧会で中国に同じ構図の原型があることについて展示がありました。)

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1日3題-905

その1

1988年の昭和の終わりから平成になり。その平成の初日が倉庫美術館の第一回”点”展の初日でレリーフ的な作品を出品しHEISEIとタイトルした次第。以後、HEISEIシリーズ展開。あまり良い評価をうることはできない展開だった。その後大きな空間的作品を作りたいという気持ちがでてきて、自分らしい作品を求め探していた。

角材を4本使うということをシンボリックに考えていた。

1992年の倉庫美術館の第4回”点”展のためのマケットです。

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倉庫美術館の展示作品、長いポールは300cm。角材は180cm。

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この展覧会の記録冊子に谷新さんのまとめで「類例がある」と書かれてしまった。類例の元について斎藤義重のことを意味しているのかと思ったが、どうせ書くならはっきりと書いてほしかった。○△□という形は人類万民に共通のコスミックな文化である。谷さんが斉藤義重が最後の方でプラトンの多面体シリーズやインスタレーションに展開したことをどう捉えていたかについてどこかに書かれたのではと探しているが見つからない。

私はこのような作品でまだやりたいことがあった。その後も続けて、ある確信を得るところまで歩んだが、レリーフ的な展開で作品の物量が増えて置き場所に困ってしまい、心の踊り場に出て一休みして平面に戻る新展開をすることに。私の中でようやく平面となって今に続いている次第。

 

その2

この1990年代後半の時期に空や雲に気持ちを惹かれるようになった。当たり前のことに改めて気づいた時期である。これは朝の空。どこで撮ったか記憶にはないが、この空には記憶がある。

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その3

1998年の年末に新潟で個展をした折に、念願の坂口安吾碑を訪れた。安吾については少し読んだ程度で、自分の世界に取り込むことができているようには思えない。安吾は松之山に縁があり、その意味でのみ私にとって身近で高名なすごい作家である。

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1日3題-904

その1

図書館へ写真展を見にいって、シーズンを終わろうとしているお堀のハスの写真を撮ってきました。

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その2

Web 大谷投手の活躍のニュースより。

 

エンゼルス大谷翔平投手は3日(日本時間4日)、本拠地・レンジャーズ戦に「2番・投手」で先発出場。7回7安打8奪三振2失点、メジャー自己最多117球の力投で9勝目を手にした。これで1918年のベーブ・ルース以来103年ぶりの同一シーズン「2桁勝利&2桁本塁打」に王手をかけた。

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その3

1993.3  新潟創庫美術館 第6回新潟現代美術”点”展 ー彫刻の現在ー 

創庫美術館で最後の発表となった。バブルで生まれた創庫美術館の夢が消えて行った。

 

私はSnow Performanceに一区切りを付けて、立体的表現分野で新しい作品を生み出そうとあがいていたが、確信の持てるものを生成させることはなかなかできなかったように振り返っている。

この作品のタイトルは HEISEI(丸と角)

鉄の円柱は近くの鐵工所にあったものをいただいた。錆は自然の作用で進んできたが堂々とした存在感があり、今も庭に置いてある。

世界を生成させる基本的な形を円形と四角形と捉え、ミニマリズムで静謐な空間を生成させようと考えていた。今の後知恵でどうこう語ることは自己欺瞞であるが、気持ちの良い作品だったと振り返り、この作品は自分の心の形而上的モデルになった思っている。今ならインスタレーションで語れるがインスタレーションという概念は自分のものになっていなかっいた。自分としてはこのような実験的作品を作ることができたのは創庫美術館より発表の場を提供していただいたことによると考えている。

しかし、この頃そのチャンスをしっかりとものにすることはできなかった。本業が忙しく、教育小論文をかける頭に自己を改造することに苦労していた。機会があっても簡単にいい作品を発想することはできない。不断な努力を日常的に重ねて、試作に試作を繰り返して自己発見していかなければ不可能である。

この頃建築に関心があり、数年後に自宅の改築に着手することになった。

この後で、過去作品の整理を兼ね一念発起してSnow Performanceシリーズの作品集を出版。その出版で次に予想していなかった方向に展開することになる。21世紀に向かって時代も面白い方向に動き始めたわけである。しかしまだまだ傑作を発想するまでいくつもの試練が待ち受けていた。

 

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その4

1960〜70年代の天才的な先輩作家のいくつかの作例を見る中で、オリジナルな傑作を作り続けることの困難さを学んできた。名前は出さないが、AもBもCも傑作を創り続けることはできなかった。自分の傑作のコピーのような作品を作り続けている例はいくらでもある。2008年にLondonで見たベーコンがそうだった。ほとんど同じイメージの作品が並んでいた。コレクターの求めがそうさせたのかと思う。アーティストも生活をしていかなければならない。それは許される。

自分のところに戻って的確には言えないが内包する作品世界が広大で、その中で絶えず新鮮な発見があるような、そんな世界の中で作品を作りたいと考えている。

 

本日はこれにて。

 

 

 

1日3題-903

その1

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その2

本日午後、菅義偉総理大臣が突然に辞任表明されました。このコロナ禍の中で右往左往し国民を守る指導力がなかったということでしょう。本日の辞任表明記念のE-Stampを堀川国から急遽発行させていただきました。次の総理は誰になるのでしょうか。権力劇、面白く、また面白くもなし。とにかく、自民党は清新なイメージを持つ実力者を早めに選出してほしいです。

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その3

25年前の作品を紹介します。

タイトルはEdge 制作年は1995でした。

高さ180cm 横180cm 奥行き15cm

合板、角柱lアクリル、自然石(糸魚川海岸にて採取)

富山のMau Fine Artの個展で急遽思いついて実現した作品です。

今展示しても大丈夫の作品と考えています。

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1日3題-902

その1

昨夜からの雨で朝顔は開いてくれませんでした。5度くらい気温が下がり寝ていて寒くなりました。

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その2

先日帰省した息子のお土産の泡盛。ようやく完飲しました。約3倍に水割りして楽しみました。3倍のことは1998年に宮古島へ訪問した際に教えていただきました。宮古島城辺町の関係者に随分とお世話になりました。今頃になってしみじみと感謝しています。

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その3

佐藤秀治さんより拙作の〈石を送るメールアート〉に関係したフィギアの贈り物が昨日届きました。佐藤さんからは15年前の退職の時にスペースシャトルの模型をいただき、まだ開封しないで飾っています。とにかく、佐藤さんの趣味世界の広がりと今もこのような玩具類が売られていることを知りました。

 

最初広げたら部材は5個でしたが、パッケージに残り3つ張り付いていました。バー2本と飛行士でした。慌てて部材の細部を見て差し込み口を確認しました。

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最初の組み立てを試みました。この後、長いバーがあることがわかり、意外と複雑なものであると考え直しました。

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長いバーを使って司令船をつなぎました。

着陸船がまさに月面に降り立とうとしています。

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これは間違い。着陸船が月の上に降りていなければいけません。セットには部材が8個あり、組み合わせるのに苦労しました。これで正しいのか分かりませんが何とか景色になっていくつかの場面を楽しむことができたので一安心しています。

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webで調べると、大きなものは大変な値段がついていました。いただいたセットのお値段が気になっています。佐藤さんのご厚情に感謝し大切にしたいと考えています。

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その4

NYで活躍されている富井玲子さんのご主人は写真家です。そのご主人の朗報です。作品画像は富井さんのFbより。遅まきながらJeffさんおめでとうございます。

URBAN 2021: Jeff Rothstein’s “Gotham Memories” wins the exhibition-prize at the Poreč Museum (Croatia)

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手元にあるJeffさんの作品集を紹介させていただきます。

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本日はこれにて。

 

 

1日3題-901

その1

昨日のシンビズム4の松澤宥さんの彫刻構想。

以前に没後9周年のプレゼンで見た「兄を亡くした妹たちへの記念碑」(テーマは正確ではありません)の構想など彫刻家としての松澤さんの実体作品を見たかったと思った次第です。f:id:niigata-art226:20210901082624j:plain

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webでクリアな画像を見つけましたので追加しました。

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その2

碌山美術館にて。ここ訪れるのは5回目?くらい。展示館が別棟で3つ増えていました。

40年以上前にワイフとデートした思い出のある美術館です。

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その3

4年ほど前にwebで見つけて情報を得ていた蕎麦屋翁でランチ。そばしかない蕎麦屋でした。ヘルシーでした。その蕎麦屋から北アルプス方向をみて撮影。富士山みたいな山は浅川山でいいのかな?

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 その4

本日デジタル庁発足とのこと。一応期待します。

 

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1日3題-831

その1

朝顔たくさん咲きました。縁取りタイプも咲いたのですが上だけでこの画面には写っていません。赤はどうしてたくさん咲くのでしょうか。赤に聞いてみたいです。

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その2

Yhooニュースより

 信号機のない横断歩道で、人間の錯視を利用して形を工夫し、白やえんじ色を使い分けた。京都産業大京都市)の学生が考案した。

この素晴らしい考案をされた学生さんに敬意を評して掲載させていただきます。

 

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その3

急に思い立って安曇野市豊科近代美術館まで「シンビズム4」を見にいってきました。

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シンビズム4 -信州ミュージアム・ネットワークが選んだ作家たち-
会 期:2021年8月14日(土)~9月12日(日) 休館日:月曜日 ※8/16は開館
時 間:9時~17時(入館は16時半まで)

 

見たかったのは松沢宥、藤森照信、北澤一伯の3作家。

9時10分頃に出かけて17時15分頃に帰宅。往復280kmくらいでした。

松沢宥さんの「消滅の幟」

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2002年2月の国立近代美術館での「80年問題22番」パフォーマンスDVDの松沢さんが美しかったです。

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一つの作品を掲載させていただきます。この時に息子が出かけて行って録音させていただき、その録音をときどき聞いてきました。

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第2期の葉書絵画です。

左の葉書に羽永光利さんの名前があったので撮影してきました。

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北澤さんとは偶然に会場でお会いし、少しお話をすることができました。北澤さんの作品は本当に大作で圧倒され言葉を失いました。

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 北澤さんとのツーショット。ワイフから撮影してもらいました。

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本日はこれにて。


 

1日3題-830

その1

今日の朝顔です。昨日に赤がたくさん咲いたためか今日は少ないです。

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その2

Tensegrity、しばらくぶりに掲載します。台との組み合わせ構想です。大作で実現したいです。

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その3

孫5号が初めて自転車に乗ったというお話しです。然るべき公園で、自転車はレンタルしているのだそうです。この時期は体がどんどん大きくなっていくので体に合わせてレンタルするのが一番合理的と思いました。

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その4

Michael Heizer was born in Berkeley, California, in 1944.

以下 Dia Beaconにて。

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 web より

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その5

これは堀川紀夫の撮影。後ろ姿は前山忠さん。

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富井玲子さんのFrom New York より。.

大きな空間にある大きな作品に包まれてしまう感覚は日本の展覧会で味わうことが少ないように思います。

 

ミシェル・スチュアート《セイヤーヴィルの層の四部作》1976年 Courtesy the artist and Leslie Tonkonow Artworks + Projects, New York. © Michelle Stuart. Photo: Bill Jacobson Studio, New York. Courtesy Dia Art Foundation, New York

ミシェル・スチュアート《セイヤーヴィルの層の四部作》1976年 Courtesy the artist and Leslie Tonkonow Artworks + Projects, New York. © Michelle Stuart. Photo: Bill Jacobson Studio, New York. Courtesy Dia Art Foundation, New York

 

 

 

1日3題-829

その1

朝顔たくさん咲いてくれました。

朝顔を 食べる虫いる 名はなんと

気まぐれに 思いのままに 花は咲く 

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その2

富井玲子さんのFrom New Yorkの今月号より。

一昨年のNY旅行で3月6日にNY在住の研究者米山朱美さんにDIA(Dia Bacon)へ連れていってもらいました。行った際に見た同じ作家の作品が出ていたので本日の題材にしました。作家の名前は今回初めて知りました。

 

シャルロッテ・ポゼネンスケ《Work in Progress》1967/2018年 展示風景 © Estate of Charlotte Posenenske, Frankfurt. Photo: Bill Jacobson Studio, New York. Courtesy Dia Art Foundation

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NYに行った初日にDIAへ出かけました。

後ろ姿の人物は前山忠さんです。

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この作家は2007年にカッセルのドクメンタへ行った時に見た記憶がありました。ダクトの一部分みたいな珍しい彫刻作品だというのが第一印象でした。

 

その3

この作家も初めて知りました。黒人の方でした。

サム・ギリアム《ダブルの融合》1968年 © Sam Gilliam. Photo: Bill Jacobson Studio, New York, courtesy Dia Art Foundation, New York

 

 サム・ギリアム《ダブルの融合》1968年 © Sam Gilliam. Photo: Bill Jacobson Studio, New York, courtesy Dia Art Foundation, New York

Webで調べたら同じ作品が出ていました。大会場向けの絵画インスタレーションという感じに受け止めました。

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