Art Site Horikawa-II

徒然なる思いも含め書く事を積み上げ、アートの発想、構想力を鍛える。

家族集う

 昨日は年賀状への対応に半日くらい費やしました。私のデザインは写真を切手のデザインを援用して構成するシリーズですが、写真を何枚か組み合わせて意味が浮かび上がるように、その年に撮影したものの中から選ぶのに時間が必要なわけです。

今年は、親戚用はあらかじめ作成して投函していましたが、一般向けはなんだか気分が乗らなかったので元旦になって届いた年賀状を見て別種のデザインで作ると決めていたわけです。

こちらがいただくものは形式的な年賀状がほとんどです。記されている言葉は誰でも使う決まり言葉がほとんどです。それはそれなりにたくさんのメッセージを含んでおり、有意義ではあるのですが、年賀状のみのお付き合いが続いているのが半数以上です。親戚や交流ある作家仲間以外は数年後に年賀状終いをと考えているところです。

 雪のない正月です。玄関先の山茶花です。

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今日は2つの家族計8名がが帰省してきます。朝から料理を作って準備してきました。

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長女家族が5時頃に着きました。

早速孫2人が書き初めの宿題に取り組み始めました。祖母であるワイフは小学校教員のキャリアを持ち書写はかなり上手です。娘たちはその母親の書写の実力と指導力に信頼を寄せ指導効果を期待しているわけです。

孫3号は硬筆書き初めです。

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 孫1号の課題は「富士山」。毛筆書き初めです。f:id:niigata-art226:20200102174352j:plain熱心に取り組んでいる孫を見て、ふと思いました。富士山は日本を代表する本当に立派な山ですが、富士山ばかりが山ではない。この課題設定に改元2年目のオリンピックの年を盛り上げようとする文部省の忖度を感じてしまいます。新潟県では地元の妙高山や八海山を習字で書かせることに大いなる意義はあると考えるわけです。

 

 一年をまとめるE-Stamp

本日大晦日、FbにE-Stampを発表しました。

今年は自然災害が多く、安倍政権に対する不信を募らせた一年でした。「桜を見る会」の疑念は解明してほしいものです。また、地球環境悪化の加速、米国とロシアの核開発競争の再燃、中国の人権抑圧問題、韓国や北朝鮮などの危うい国際バランスの中での米国の核の傘に守られた平和日本でした。

フランシスコ教皇被爆地長崎、広島訪問での原爆反対メッセージに代表される良いニュースもありました。

来年はオリンピック、パラリンピック以後に照準を合わせ、大勢に迎合しない精神を肝に銘じてスタートしたいものです。

皆さん、素晴らしい新年をお迎えください。

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朝日池へ

樹下美術館の杉田館長さんのブログに誘われて大潟区の朝日池へ渡り鳥を愛でに行ってきました。4時過ぎになってしまっていたので日差しには恵まれませんでしたがかなりの数の雁と白鳥が行き来する姿を見ることができました。特に1キロくらい離れた林に止まったと思われる雁の群れの鳴き声の高さ、大きさに驚かされました。

初めて行ったわけではありませんが往路のルートに間違い15分くらい貴重な時間をロスしてしまいました。柿崎線から梶の十文字を左に入ればよかったのですがわざわざ長嶺まで行って左折したために時間をロスしてしまいました。

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復路で遭遇した白鳥の群れ。道路脇の田んぼで餌を食んでいました。車の中からの撮影です。

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次回は新年が明けてから行ってみようと思います。

釣り納め

昨日は予報とは違い青空が見え、暖かい感じでした。その陽気に釣られてというか釣れそうな予感を感じてD突堤へ出かけました。時は4時過ぎ、陸地側から30mくらいの地点で釣れ始めた様子。45〜50mくらいの傾斜部の中央部分から投げてみることに。

すると一投目から当たりでした。その後1時間半くらいでアジ14匹に鯖1匹。空振りは3回くらいで、久しぶりの効率良い釣り業でした。前半は百発百中の感じで忙しい釣りで餌は半袋くらい余りました。おかげで、近くにいた釣り人2人から「上手ですね」と声をかけられ、たまたまのことですと対応。

このポイントは3年前くらいに同じくらいヒットしたことがあったので時々投げ入れますが、当たるも当たらぬもその日の魚たちの動き次第のはず。昨日は予想が大当たりしてまさにラッキーでした。

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鯖とアジを手に。ワイフのスマホ撮影です。

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アジは開き、鯖はシメサバに調理。

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今年の最後の釣りを気持ちよく納めることができました。これは言うまでもなく直江津の海岸のお魚様のおかげです。お魚様に大感謝します。南無アジ陀仏、南無サバ陀仏にアーメン!!!お魚様、来年もよろしくお願いいたします。

正月の室礼−2

アトリエ棟の入り口。

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アトリエの内部。高さ180cmの棚を新しく作りました。予算は1500円程度。細かい道具類がたくさんあります。捨てても良いものがあるのですがなかなか捨てられません。見えるところに置くことで使う気になり、使い勝手が良くなると思う次第です。

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居間の神棚。先日の京都旅行の際に滝尾神社と東福寺でいただいてきた御朱印を拝む形にしてみました。ミニ社殿の中へ新しいお札は買うのを忘れてしまい入れてありません。新年を迎えてから機会を捉えてお札を手に入れたいと思います。

しめ縄は12尺のものを買ってきて、6尺、3尺、3尺に分けて飾っています。つまり節約志向です。

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正月の室礼−1

ごくありふれた小市民家庭での玄関飾りですが竹の長さは3mあります。実家から青々とした今年生えた一本を切り倒していただいてきたもの。今年は、この竹を再利用して山ゾリ祭り用の打楽器を作る予定です。

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アトリエスペースにある神棚のメガネ型しめ縄です。中国地方の風土記テレビに出てきて、自分の作品にもあるメガネ型を昨年から作り始めました。意味的には「よく見る」「遠くを見る」ことに引っ掛けているわけです。どのような文化においてもそれを受け入れ、受け止める自分なりの論理が大事です。それがアートの素になります。

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今日は霰のようなものが少し降りましたが、積雪という感じにはなっていません。

とりあえず。

 

柿と新蕎麦の風景

一昨日、実家に門松用の孟宗竹を採りに行った際に私が生まれる前からあった渋柿が鈴なりになっているのに心を奪われました。特にその日は素晴らしい快晴でオレンジの実がスカイブルーをバックに輝いて見えました。

小学生の頃は食べ物も少なく、秋の干し柿は待ち望む食べ物でした。

この木に柿もぎで登って滑り落ちたこともありました。

この木が今もなお健在です。半世紀以上時間が過ぎたことを改めて一瞬忘れる思いがしました。

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これは、昨日午後ワイフの兄さんが届けてくれた妙高市平丸の新蕎麦。二八蕎麦でした。その妹夫婦への厚情に感謝しつつ、早速夕食にいただきました。先日釣ってきた小鰯の素揚げも一緒に手作り感満載の夕食となりました。大地や海と直接つながっている食の感覚は掛け替えのないものです。

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今日は年末年始の室礼を整えます。

 

イルカを見る

昨日は良い天気でした。午前中に実家へ門松用の孟宗竹を採りに行ってきました。昼食後はワイフの実家へおすそ分けのアジの開きを届けてからD突堤へ釣りに。竿を投げたのは3時過ぎ。釣果はなかなか上がってきません。そんな45分過ぎに発電所側の海面に6頭くらいのイルカの群れが泳いでいるのが見えました。素早いジャンプの姿をスマホで何枚か撮影。5枚くらいの一枚にかろうじて姿が写っていました。右側のタンクの前に写っています。佐渡から上京へ向う連絡船でイルカを見て希望を感じたというアーティストもいました。釣りの場合イルカに追われて小魚の大群が港に逃げて入ってくるということがあり、そんな時沢山の釣果を得ることがありました。

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15:56 

左下に妙高連山が写っています。良いカメラで撮影できればよかったです。

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 16:30

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イルカを見てから少し釣れ始めました。5時過ぎまでの間でサバ2ひき、アジ8匹の釣果でした。

重力レンズのこと

最近、宇宙に関する番組をよく見るようになっています。

数日前のテーマが重力レンズというもの。星の重力によって近くを通過する光が曲げられてしまう現象です。皆既日食の際には太陽の重力で星の位置が別のところに見える例が観測されるそうです。この時は電波望遠鏡を使わなくても見えるのだそうです。

 

Webから

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中にはリングのように見えるものもあります。

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地球から見て後ろの星と前の星との関係で色々な像が形成されます。

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アインシュタインが予言したもので未知の世界が広がる大いなる宇宙でのことです。肉眼で観察してみたいものです。

さて、地球上の現象でも蜃気楼があります。3年ほど前に撮影した直江津の黒井の突堤から見えた蜃気楼です。素人の安易な考えですが重力レンズのことを宇宙での蜃気楼と思えば理解しやすいかと思います。

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釣りの記

昨日の午後天気が良くなったので「鯖がまだ釣れている」という情報を頼りにD突堤へ釣りに出かけてきました。今年の鯖は小鯖しか釣っていません。

暖冬で海風もそれほど寒くはありません。行った先には先輩の情報源の爺さんがいました。すでに大きな鯖を釣り上げていました。何とは無しに年齢を聞いてみると83歳と。なんと、私より10歳も年上でした。足腰はしっかりでいつも確実に釣果をあげているお方です。

釣りを始めた頃によく通ったポイントが金網で閉鎖され、一緒の場所で釣り竿を投げる仲間も変わりました。よくお会いしたトヨタ車に乗っておられる同世代のお爺さんはどうしているのか、今年はまだ会ったことがありません。

今年は、入場料が値上がったこともあり、管理釣り場へ行くことはありませんでした。

来年も、余計なお金を使わずに海岸釣り、港釣り、突堤釣りにしたいと考えています。

一回千円以内で4〜5時間遊べるわけですからなんと言っても経済的です。なんちゃってです。

さて、昨日の釣果は。三投目くらいに強烈な引きがあり、ウキの動きから鯖と直感。

当初の釣りの目的を達成。胴回りは細めでしたが長さは33cmでした。

その後、1時間くらいの間で中小サイズのアジが9匹。一週間分のおかずを確保という感じでした。とにかく釣りをしている時は釣りのこと、ウキの動きだけに集中しているので他のことを考える必要がありません。事実を記述しているだけのつまらない文章ですが、この集中していることが心の癒しになっているということです。

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今、海岸では真西に陽が沈みます。冬至を過ぎましたので日没の方向は写真の右方向に動いてゆきます。この後に美しい夕焼けが現れました。

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「磯崎新の謎」展より

会場チラシの表面より

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たくさんのコンセプトモデルが出品されていました。その一つ一つを写真と記されている言葉を頼りに曖昧な記憶を並べ替えるなどして、コンセプトである「第三の空間」の一端の一端を学び取ろうと思います。

会場入り口の右の壁の右下に入れないにじり口のような「入り口」の穴が開けてあり、そに壁にロランバルトの言葉が引用されていました。興味深い言葉でしたので、撮影してきたのですが、残念ながらすべてが写っていませんでした。その写真に写された文言を読みやすくタイプして見ました。

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入り口

ここから、九つの場を通過する旅が始まる。一つの国、歴史、経験、概念、感性、未来そしておーー。

 

すき

茶庵、由来、縮図、主題、原理、素材の豊かさと多様性、配置の不規則性、いくつもの効果の調和。

茶庵はほぼ三度あらわれる。まず、あなたの次元の大きさで、次に縮小されて、それから投影され、部分的に拡大されて。

木の幹が桜であろうと銅であろうと構わない。重要なのは間隔や曲線であって、大きさや物ではない。

 

みちゆき

深さのない線、冷ややかな石の旅路、瞬間の連続。駆け落ち、巡礼、庭—小道、庭—路地、庭—〇〇  。

 

やみ

数人の禅僧が、暗がりのなかで、背を向けて壁のまえで迷走している。だが能役者は薄明かりのなかできらきらと輝いている。

彼らは死者の世界から来て、橋をわたり、曲を演じるために生者の世界に来て、そして鏡板のまえで、神々のいる暗がりへと帰ってゆく。完全な美が暗闇の中でまたたく。

 

うつしみ

現代の日本の日常生活。家、室内、室内、調度、廃物、田舎、空間。最高のものと最悪なもの、古いものと新しいもの、美しいものと醜いもの、稀有なものと過剰なもの、気品あるものと卑属なもの。

 

ひもろぎ 神籬

霧のなかの松、それが空間である。その空間を描いてみなさい。四本の柱と一本の縄で囲みなさい。真ん中の(・・・・ )に一個の石を置きなさい。

前に「神秘」「神聖」を意味するための柵をしつらえなさい。それが神座、神々の部屋である。

 

はし

橋、箸、端、嘴、梯、ふたつの空間の結ぶものすべて。満たす、浮き出させる、渡る、屏風、彫刻、棚、ひさし。

 

 

うつろい

変奏におけるもっとも繊細な頂点。逆光を受けて水面にさざなみの立ったはかない瞬間。光の下で震えるものの眩惑、木、金属、ガラス。

美しいのは桜の花ではなく、花があせてゆこうとする短い時間である。うごめく影は、物のこわばった不変性をこわしてゆく。

虚空の間隔。魂はすでに何かを離れているが、まだべつのものに結びついていない。

 

 でき

 への回路。現代の日本もまたこうである。派手な色で、安っぽい材質の、けばけばしい置物。

 うもので現代の家はあふれている。なぜ、いかにして、美しい事物から卑俗なものへと堕落するのであろうか。

 

 

 さび

通り過ぎてゆきものの魅惑、崩壊や古色への感性。それらすべてが、錆びた鉄という些細なもので語られる。

もう一段階すすむと、破滅の光景、混沌として荒廃したままの都市、ヒロシマの末裔。

 

 

孫5号の絵

2歳半になった孫5号のドローイングです。おじいさんという題のようですがこの画像を見てデ・クーニングとアペルの絵を連想しました。神の領域からプレゼントされた唯一無二の作品です。謹んで掲載させていただきます。

本日はこれにて。

 

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記憶の名画名画の記憶

新潟市美術館アンドリュー・ワイエス展(丸沼芸術の森所蔵)を見てきました。これまで色々な機会にワイエス作品を見てきましたが、題名を伴って記憶に入っていたのは唯一「クリスティーナの世界」。何時の時点でそのように記憶されたかは不明です。この3月にMoMAで実物を見たかなり以前と思われます。2007年にもMoMAを見ていますが、ワイエス作品に関しては記憶にはありません。

大規模なワイエス展を見るのは1974年の国立近代美術館での展覧会以来でした。今回の展示には「クリスティーナの世界」のデッサン、習作、エスキースがたくさん含まれていて興味深い鑑賞ができました。ちなみに、国立近代美術館での展覧会のカタログに「クリスティーナの世界」があるか確かめましたが掲載はありませんでした。

今回適度なスタンスからワイエス作品を愛でることができ、「クリスティーナの世界」が生み出された背景の一端などを教養として取り入れることができました。

Webより
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 MoMAにて撮影

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 展覧会チラシより。f:id:niigata-art226:20191221093054j:plain

今回のワイエス展は水彩画と鉛筆スケッチのみの作品群でした。水彩の省筆の見事さに感服でした。なお展覧会は1月19日(年末年始、月曜休館)までです。

 

 

第9回山ぞりまつり構想(案)

雪遊び博覧会2019に参加する 第9回山ぞりまつり構想(案)ができましたので宣伝を兼ねて掲載します。たくさんの皆さんからおいでいただくよう願っています。

 

雪遊び博覧会2019 作品提案書

 作品名 第9回「山ぞりまつり」

 

1   作者「松代山ぞり隊」 

 隊長 高橋嵩一、副隊長 小島務

 市ノ羽美香、小島正隆、酒井一也、佐藤達夫、佐藤正志、関谷英二、関谷保則、草村康夫、松永勝、柳一則、柳能弘、柳恵一、堀川紀夫 

 

2  コンセプト(継続)

 山ぞりはかつて雪国での生活に必要な運搬や交通手段だった。大きなそりを動かすには大勢の人の力が必要だった。大ぞりを動かす作業は地域:集落の協力•協働のシンボルとして機能していた。

 2008年の雪アートの最初に、お社の縁の下や作業場の天井に残されていた大きなそりを復活させた。その後2011年に松代地区へ会場が移され、2012年より「山ぞりまつり」として連続開催してきた。2018年度は奴奈川キャンバスを会場に実施した。

 白い雪原にそりを動かす周回コースを設け、会場の中央に雪に映える原色の色彩を生かしたモニュメント(Tensegrityによる空間造形)を配置する装飾性でお祭りの広場をしつらえる。訪れた人々を迎え、そりに乗せて雪原を滑らせ雪の世界に誘いたい。

(松代区での雪遊びの行事として社会的認知を高め内外の参加者を募り毎年の行事に定着させたい)

 

3  完成図

  • 2019年度記録写真2点 ②中心装飾=空間造形の前回例)

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4 素材(注連縄、紅白幕、荒縄、幟、ロープ、角柱、丸棒、丸ゴム、5色塗料など)

 

5 大きさなど

(1)既存の大ぞり(そりの長さ250cm、高さ150cm)一基

(2)既存の小ぞり3基

(3)既存のボードスライダー(中古のスノーボードを利用したそり、長さ120cm程度)3基

(4) お祭り広場の中心にモニュメントを設置する。

   会場グランドの中心に長さ300cm以上の棒をTensegrity原理を生かして組み上げる空間造形を設置する。その最上部から下に赤、青,黄、緑、白の5色の旗を吊り下げ全体として色彩の重なり効果で祝祭のイメージを表す。また会場の周囲を既存の紅白幕やのぼりを加えて全体として祝祭的空間を演出する。

 

3 設置方法

(1)大ぞり、小ぞりは旧清水小倉庫より搬入し、農舞台ピロティで整備する。

(2) 大ぞりの前飾りの注連縄は毎年新しいものに取り替える。

(3)お祭り広場の中央の「空間造形」は現場で組み立てる。

(4)会場中心の円盤形の雪山や周回コースをつくるための圧雪にブルドーザーを使用する。

 

4 会場 まつだい農舞台の城山への橋を渡った左側を想定。

5 予算 合計   円(別紙)

 

6 略歴 (松代山ぞり隊としての開催は9年連続9回目)

 

7 開催期日はSNOWART開催期間中の(2月29日、3月1日)土日の2日間10:00-16:00

 

8 運営について

(1) 松代山ぞり隊と協力・賛同者(こへび隊、新潟雪アートユニット等)で行う。

(2) 既存の大きな山ぞりを継続使用、しめ縄飾りを新しくしてする。

大きな山ぞりと小ぞり、ボードスライダーを合わせて動かすことで祭りを運営する。

(3) 地域に残されている蓑やすげ笠、ワラ靴などを祭りの衣装とする。

(4) 雪原を踏み固めてグランド及び山ぞりを動かす周回コースをつくる。観客をそりに乗せて会場 

  コースを一周する。

(5) 大ぞりには乗り手と引き手がある。乗ったり引いたりして楽しむ。

(6) 観客も笠や蓑を身につけて乗ったり引いたりして楽しむ。

(7) 子どもや参加者自身で楽しめる小ぞりとボードスライダーを合わせて6台用意する。

(既存のものを点検補修する)

(8) グランドの周りになだらかなボードスライダー用のスロープを設ける。小ぞりも滑って安全に遊べる傾斜とする。

(9)大ぞりと会場のモニュメントを雪アートの展示と合わせて搬入、設置、展示する。

展示期間(2月15日〜3月1日 の土、日、祝)

 

 (10) 参加者(来訪者)にコーヒー、ジュース、菓子などのささやかなおもてなしをする。

 

(11) 山ゾリの運行時に犬伏地区のパーカッション集団「松苧太鼓」による演奏をセットする。また、孟宗竹などで作った素朴な打楽器、タンバリンなどを用意しておき観客にも参加演奏を勧める。

(12) 地元の若手やこへび隊の参加者を増やし、雪上のまつりとして盛り上げる。

(13) 山ぞりまつりの終了後、山ぞり隊に協力してくれたこへび隊等との反省・交流会を行いたい。

(14) 例年、雪アート(山ぞりまつり)の終了後に開催される「松代冬の陣」の「雪上みこし活き! 

    生き!合戦」の入場行進の先導役として出場し「大地の芸術祭の里」をPRする。(出場すれば

  9回目となる。)

 

(15)山ぞりまつり会場に隣接する斜面でまつだい案山子隊により運営される「ビニールそりボブスレー」と連携して運営を成功させる。