雪遊び博覧会2019に参加する 第9回山ぞりまつり構想(案)ができましたので宣伝を兼ねて掲載します。たくさんの皆さんからおいでいただくよう願っています。
雪遊び博覧会2019 作品提案書
作品名 第9回「山ぞりまつり」
1 作者「松代山ぞり隊」
隊長 高橋嵩一、副隊長 小島務
市ノ羽美香、小島正隆、酒井一也、佐藤達夫、佐藤正志、関谷英二、関谷保則、草村康夫、松永勝、柳一則、柳能弘、柳恵一、堀川紀夫
2 コンセプト(継続)
山ぞりはかつて雪国での生活に必要な運搬や交通手段だった。大きなそりを動かすには大勢の人の力が必要だった。大ぞりを動かす作業は地域:集落の協力•協働のシンボルとして機能していた。
2008年の雪アートの最初に、お社の縁の下や作業場の天井に残されていた大きなそりを復活させた。その後2011年に松代地区へ会場が移され、2012年より「山ぞりまつり」として連続開催してきた。2018年度は奴奈川キャンバスを会場に実施した。
白い雪原にそりを動かす周回コースを設け、会場の中央に雪に映える原色の色彩を生かしたモニュメント(Tensegrityによる空間造形)を配置する装飾性でお祭りの広場をしつらえる。訪れた人々を迎え、そりに乗せて雪原を滑らせ雪の世界に誘いたい。
(松代区での雪遊びの行事として社会的認知を高め内外の参加者を募り毎年の行事に定着させたい)
3 完成図
- 2019年度記録写真2点 ②中心装飾=空間造形の前回例)
4 素材(注連縄、紅白幕、荒縄、幟、ロープ、角柱、丸棒、丸ゴム、5色塗料など)
5 大きさなど
(1)既存の大ぞり(そりの長さ250cm、高さ150cm)一基
(2)既存の小ぞり3基
(3)既存のボードスライダー(中古のスノーボードを利用したそり、長さ120cm程度)3基
(4) お祭り広場の中心にモニュメントを設置する。
会場グランドの中心に長さ300cm以上の棒をTensegrity原理を生かして組み上げる空間造形を設置する。その最上部から下に赤、青,黄、緑、白の5色の旗を吊り下げ全体として色彩の重なり効果で祝祭のイメージを表す。また会場の周囲を既存の紅白幕やのぼりを加えて全体として祝祭的空間を演出する。
3 設置方法
(1)大ぞり、小ぞりは旧清水小倉庫より搬入し、農舞台ピロティで整備する。
(2) 大ぞりの前飾りの注連縄は毎年新しいものに取り替える。
(3)お祭り広場の中央の「空間造形」は現場で組み立てる。
(4)会場中心の円盤形の雪山や周回コースをつくるための圧雪にブルドーザーを使用する。
4 会場 まつだい農舞台の城山への橋を渡った左側を想定。
5 予算 合計 円(別紙)
6 略歴 (松代山ぞり隊としての開催は9年連続9回目)
7 開催期日はSNOWART開催期間中の(2月29日、3月1日)土日の2日間10:00-16:00
8 運営について
(1) 松代山ぞり隊と協力・賛同者(こへび隊、新潟雪アートユニット等)で行う。
(2) 既存の大きな山ぞりを継続使用、しめ縄飾りを新しくしてする。
大きな山ぞりと小ぞり、ボードスライダーを合わせて動かすことで祭りを運営する。
(3) 地域に残されている蓑やすげ笠、ワラ靴などを祭りの衣装とする。
(4) 雪原を踏み固めてグランド及び山ぞりを動かす周回コースをつくる。観客をそりに乗せて会場
コースを一周する。
(5) 大ぞりには乗り手と引き手がある。乗ったり引いたりして楽しむ。
(6) 観客も笠や蓑を身につけて乗ったり引いたりして楽しむ。
(7) 子どもや参加者自身で楽しめる小ぞりとボードスライダーを合わせて6台用意する。
(既存のものを点検補修する)
(8) グランドの周りになだらかなボードスライダー用のスロープを設ける。小ぞりも滑って安全に遊べる傾斜とする。
(9)大ぞりと会場のモニュメントを雪アートの展示と合わせて搬入、設置、展示する。
展示期間(2月15日〜3月1日 の土、日、祝)
(10) 参加者(来訪者)にコーヒー、ジュース、菓子などのささやかなおもてなしをする。
(11) 山ゾリの運行時に犬伏地区のパーカッション集団「松苧太鼓」による演奏をセットする。また、孟宗竹などで作った素朴な打楽器、タンバリンなどを用意しておき観客にも参加演奏を勧める。
(12) 地元の若手やこへび隊の参加者を増やし、雪上のまつりとして盛り上げる。
(13) 山ぞりまつりの終了後、山ぞり隊に協力してくれたこへび隊等との反省・交流会を行いたい。
(14) 例年、雪アート(山ぞりまつり)の終了後に開催される「松代冬の陣」の「雪上みこし活き!
生き!合戦」の入場行進の先導役として出場し「大地の芸術祭の里」をPRする。(出場すれば
9回目となる。)
(15)山ぞりまつり会場に隣接する斜面でまつだい案山子隊により運営される「ビニールそりボブスレー」と連携して運営を成功させる。